安達原玄仏画美術館 冬季休館のお知らせ
本年は11月29日をもちまして通常営業を終え、11月30日〜3月19日まで冬季休館に入ります。
休館中はお電話、メールなどでの事前のご連絡にて開館させて頂きます。
冬休み中に大作の仕上げに入る予定です。
また、随時ブログ、メルマガなどで近況を配信いたします。
本年もたくさんのご来場、誠にありがとうございました。
記事掲載日:2010年11月26日
「花と仏は語り逢う」安達原玄の仏画の世界と酒井慶二郎の花の世界
生きているって素晴らしいと最近感じましたか?それから、心にも栄養を与えていますか?
玄さんの仏画や言葉と6月に安達原玄仏画美術館で展示していた酒井慶二郎君のお花を一緒に展示します。玄さんもこの展示のために新作を描きました。ぜひ観にいらしてください。また、玄さんの講演と写仏体験教室もあります。ぜひご参加ください。
- 日 時:2010年11月20日(土)〜12月5日(日) 9:00〜16:00
- 場 所:神澤山瑞雲寺 本堂および広間 長野県諏訪郡富士見町富士見
- 入場料:無料
特別企画 2010年12月4日(土)(浄財300円のご協力をお願いします。)
10:00〜 安達原玄による講演
11:20〜 カンナさんによる森のオカリナ樹音コンサート
13:00〜 写仏体験(定員25名 要予約 2000円)定員に達し次第締め切ります。
この展示のお問い合わせは
神澤山 瑞雲寺 〒399-0211 長野県諏訪郡富士見町富士見10706 TEL:0266-62-5168 FAX:0266-62-6728
記事掲載日:2010年11月26日
馬頭琴コンサートありがとうございました!
11月7日の「草原の響き〜ホーミーと馬頭琴の調べ〜」コンサートは、定員をはるかに超えるお客様にご来場いただき、素晴らしい歌声と馬頭琴の音色に、会場で目を閉じていると草原の中にいるような気持ちになりました。
13m大涅槃像の前で演奏していただきました。高低二つの声を同時に発声させるホーミーという歌唱法。実は4種類もの出し方があるそうです。
馬頭琴をはじめ、3つの弦楽器、口琴を使っての演奏も、曲の内容を連想させるにマッチした音源で、目を閉じればモンゴルの草原…でした。
モンゴルの英雄ガダ・メイリンをたたえる歌。絵本や国語の教科書でおなじみの「スーホの白い馬」と同じく「スーホの馬」という曲は馬の軽やかに走る風景が浮かぶようなリズムでとても貴重な体験の2時間でした。
下記では参加者いただいた皆様のご感想をご紹介します。
- 初めて聞きました。どのように声を出すのか、とても不思議です。大変すばらしかった。目を閉じると広い草原にいるようでした。
- 素晴らしい会場でのコンサート。とても良かったです。モンゴルに行かれて勉強されただけありまして、声も一段と響き、良かったです。
- 不思議な声に圧倒されました。目をつぶっていると、まるでモンゴルの草原に居る様です。また、機会がありましたら、参加してみたいと思いました。ありがとうございました。益々のご活躍をお祈り致します。
- 馬頭琴、ホーミーを初めてききました。伝統を感じ、モンゴルの心を感じられました。
- モンゴルは好きな国です。想像ができて楽しめました。となりに座った幼い子が“モンゴル、遠いところ?行きたい!”と言っていました。
- 馬頭琴は野太く優しくもの悲しく、「スーホの白い馬」を子どもたちと勉強した時のことを思い出させて下さいました。ホーミーを聞く時は合掌して聞くと話してくださいましたが、日本の読経、アイヌ民族のムックリとつながるところがあり、民族から民族へ文化の伝わっていったことを感じました。自然を讃え、人の偉大さを感じさせて下さったコンサートでした。ありがとうございました。
- ホーミーは初めて聞きました。馬頭琴は以前にも聞いたことがありますが、他の民俗楽器と共に新鮮な気持で聞かせていただきました。ホーミーは不思議ですね。“浜辺の歌”を聞いて驚きました。モンゴルの雰囲気をたっぷり味わうことができて楽しかったです。このくらいの人数でしたら、マイクなしでもいいのかなとも思いましたが、マイクなしでも一度聞きたいと思いました。素晴らしいひと時を、ありがとうございました。
- 今回、ホーミーを初めて聞かせて頂きました。高音から低音の音色がすばらしく、声とは思えない音色でした。西洋音楽とちがい、音の響きを体で感じる様な独特な音楽で自分の体や心まで振動し、共鳴する様な感じがしました。貴重な体験が出来、うれしく思います。ありがとうございました。
記事掲載日:2010年11月25日
10月31日「わら筆をつくろう」を開催しました。
安達原玄仏画美術館2階展示室にて「わら筆を作ろう!」を開催しました。
東京のわら筆作家さん、東明美様をお招きしてわらだらけになっての、たのしいワークショップでした。
ここで参加者の皆様からいただいたアンケートの回答をご紹介します。
- 短時間でしたが、楽しい時間でした。創作意欲が湧いてきました。この筆で念願の龍が描ければ嬉しいです。
- 字を書く機会が少なくなって、余り書きたくなくなって(年齢のせい)いましたが、へたなりの字が書けるかな?と期待しています。
- 懐かしいわらのにおいを嗅ぎながら時間の過ぎるのも忘れて作りました。わら筆で書いた地のやさしい感じが気に入りました。
- 初めての体験でわらを手にして筆作り、わら人形作り、楽しかったです。時間を忘れるほどあっという間でした。結び方も色々知り、良かったです。わら筆で書も出来てとてもうれしかったです。
- わらで筆を作ることをビックリした。世界に一つの筆を作っていい体験だった。いっぱい人がいてビックリした。その人達はみんな楽しそうにしていた。「心」という字をわら筆で書いてみて字が生き生きしてた。普通の筆と比べてやわらかいし、書きやすかった。わらをやわらかくたたくトントンが楽しかった。最初はドキドキしたけど、だんだん楽しくなってきた。もっとわら筆を作ってみたい。みんなふれあいができて良かった。
- いくつかの工程があり面白かったです。墨の香りをかぎ、遊び心の書を書いてみたいです。
- 本日はありがとうございます。短時間の中で良いご指導をいただき、思いもかけず独創の良い筆が出来ました。とても楽しい時をいただきました。新しいわらをいただき、選りすぐった穂をそろえ、心に響きます。これから先生の仏画を拝見させていただきます。心から感謝をこめて。
- もう楽しくって楽しくって困ってしまった2時間でした。ありがとうございました。
- はじめての体験。夢中でわらづくり、わら打ちと久しぶりに集中した貴重な時間を過ごせました。ありがとうございました。
- とにかくおもしろい!!無駄なものはないのですね。“みご”の名前も初めて知りました。忘れそうなので、“ごみ”反対言葉でおぼえていればいいのかな?とか。どのような作品が出来るか楽しみです。
- 素敵な体験でした。時間の過ぎるのも忘れて楽しく取り組ませていただきました。ありがとうございました。
- 不器用なわたくし。自身はなかったけれど、出来あがった喜びは作ったものでないとわからない喜び。やってよかった。これを機会に他の事にも挑戦したいと思います。わらは白米の材料、日本人の喜びです。
- わらでこのように筆が出来、とても楽しかったです。
- わらの活用で筆が作れるとは思いませんでした。短時間で作れ作業も面白く、楽しい雰囲気で出来あがり、大変感謝です。
- 大変思ったより難しかったですが、世界で一本の筆と思えば楽しいです。藁さえあれば、冬炬燵で作るといいですね。100歳まで生きていろいろ体験したいです。
- はじめての経験でした。楽しかったけど自分の不器用さがよくわかりました。体験という行為が少ない日常で貴重な一日でした。こうした企画…そのものがすばらしいことだと思いました。創造の喜びと夢とを感じつつ、年齢を重ねます。ありがとうございました。
- わら筆は思っていたより難しかった。でも出来た時はうれしかった。
- 大変すばらしい事をたくさんお教えいただきました。自然の素材を丁寧に活かして新しい命に替えることを深く教わりました。ワラから筆になってありがとうございました。
- とても楽しくやらせてもらいました。先生もざっくばらんで親しみやすいので、また次の機会にも参加したいです。結び方を教えて頂いたのもうれしかった。
記事掲載日:2010年11月9日
草原の響き〜ホーミーと馬頭琴の調べ〜
二つの声を同時に発声し、草原の風の音を表現するホーミーと、草原のチェロと言われる馬頭琴の演奏はいかがですか。
日本人唯一モンゴルホーミー協会からプロとして認定を受けた梅木秀徳さんの演奏をお楽しみください。秋のひと時、モンゴルの草原を感じてみませんか。
- 日時:2010年11月7日(日)
- 開場:14:30 開演:15:00
- 場所:安達原玄仏画美術館
- 料金:1,500円(入館料込)中学生以下1,000円(入館料込)
HPご覧になった方は、受付で言ってください。
オリジナル絵はがきセットをプレゼントいたします。
わら筆をつくろう
毎日食べている、お米。
そのお米は、おいしい水と大地に育まれ農家の方々によって一生懸命作られる。お米はご飯に、もみがらは肥料に、最後に残った、わらで筆を作りましょう。わら筆は味のある線を描くことができます。自分だけの筆をつくりませんか?
- 日時:2010年10月31日(日)
- 時間:10:00〜16:00(随時受付)
- 場所:安達原玄仏画美術館
- 料金:500円(入館料別途)
記事掲載日:2010年9月10日
ことのは展〜市田志保の世界〜
美しい月の夜
目映い光り、鳥のさえずり
可憐な花たち、風の薫り
私たちをとりまく森羅万象の喜びを彫刻と書で表現したい
市田志保さんの作品を展示します。風神・雷神や八ヶ岳に祭られているという磐長姫などかわいらしい置物や「蓮」「根」「覚悟」などの力強い書などの作品があります。一つの素材にとらわれず、表現していく市田さんの作品をお楽しみください。ぜひ観にいらしてください。
- 日時:2010年10月7日(木)〜11月29日(月)
9:00〜17:00 - 場所:安達原玄仏画美術館
記事掲載日:2010年9月10日